BLSプロバイダーマニュアルには、BLSプロバイダーコースを修了するために必要なすべての情報が記載されています。このテキストは自己学習できるよう構成されていますので、コース受講の前後に予習、復習ができるようになっています。
AHAは、2年ごとの受講だけではなく、継続的な反復学習(復習)を推奨していますので、その知識確認にもご活用ください。
また、BLSプロバイダーマニュアルには、ポケットサイズのBLSリファレンスカードが付属しています。
コースの説明:
BLSプロバイダーコースは、さまざまな状況下で質の高いCPRを実践するために知っておくべき項目に焦点があてられています。また、窒息やアナフィラキシーに対する対応方法なども学習できます。BLSプロバイダーコースの受講生は、成人、小児、乳幼児の救命技術を学びます。学習目標:
BLSプロバイダーコースの学習成果は、- 質の高いCPRの重要性および生存に対するその効果を説明できる
- 救命の連鎖のすべてのステップを説明できる
- 救命の連鎖というBLSの概念を適用できる
- CPRを要する兆候を認識できる
- 成人、子供、乳児に対する質の高いCPRを行うことができる
- 早期にAEDを使用することの重要性を理解し、使用できるようになる
- 感染防護具を使用して効果的な人工呼吸を行うことができる
- 複数人で対応する蘇生へのチームの重要性を理解し、チームの一員として効果的な行動を行うことができる
- 成人、小児、乳児に対する異物による気道閉塞(窒息)を解除する処置を説明できる
目次:
パート1 コースの一般概念パート2 救命の連鎖
パート3 成人に対するBLS
パート4 成人および8歳以上の小児に対する自動体外式除細動器
パート5 チームダイナミクス
パート6 乳児および小児に対するBLS
パート7 乳児および8歳児未満の小児に対する自動体外式除細動器
パート8 換気の方法
パート9 オピオイドによる致死的な緊急事態
パート10 その他の致死的な緊急事態
パート11 成人/小児/乳児における窒息の解除
付録
製品の仕様:
- ・発売日 2021年4月8日
- ・サイズ 21cm x 29.7cm(A4サイズ)
- ・ページ数 110ページ
- ・4つ折りのBLSリファレンスカード付
- 重要な概念
- 医療従事者向けの成人に対するBLSアルゴリズム
- 医療提供者向けのオピオイドによる緊急事態アルゴリズム
- 医療従事者向けの妊娠中BLS成人アルゴリズム
- 医療従事者向けの小児に対するBLSアルゴリズム:救助者1人
- 医療従事者向けの小児に対するBLSアルゴリズム:救助者2人以上
- BLSプロバイダーによる質の高いCPR要素のまとめ
- 異物による気道閉塞の解除
電子書籍版について:
パソコン、タブレット、スマートフォンで学習できる電子書籍も発売されています。ちょっとした空き時間に学習していきたい方、本は邪魔と思っている方、コース受講が目前に迫っている方、などお勧めいたします。電子書籍版はこちら ▶