ガイドライン2020に準拠したPALSプロバイダーマニュアルの日本語版です。このプロバイダーマニュアルは、PALSコースを修了するために必要なすべての情報が記載されています。このテキストは自己学習用に構成されていますので、PALSコース受講の前後にご自身で学習してください。
PALSプロバイダーマニュアルには、AHAのPALSリファレンスカードが付属しています。これは、医療従事者がPALSコース中や様々な医療環境で利用できる便利なクイックリファレンスツールです。
PALSプロバイダーマニュアルには、AHAのPALSリファレンスカードが付属しています。これは、医療従事者がPALSコース中や様々な医療環境で利用できる便利なクイックリファレンスツールです。
コースの説明:
PALSプロバイダーコースは、小児患者の呼吸器・心血管系の緊急事態や心肺停止の管理を行う医療従事者を対象としたコースです。このコースでは、呼吸器系の緊急事態、ショック、心肺停止の認識と介入を身につけるために、受講前の事前学習、講義中心のインストラクション、ラーニングステーションと模擬症例への積極的な参加、を活用します。学習目標:
PALSプロバイダーコースを修了した受講生は、以下のことができるようになります。- - AHAのBLSに基づいた質の高い心肺蘇生法(CPR)を行う
- - 即時介入を必要とする患者と必要としない患者を区別する
- - 心肺停止を早期に認識し、10秒以内に心肺蘇生を開始する
- - チームダイナミクスの適用
- - 呼吸困難と呼吸不全の早期介入を区別して行う
- - 代償性ショックと低血圧性ショックの区別
- - ショックの治療のための早期介入を行う
- - 不整脈を伴う不安定な患者と安定した患者の鑑別
- - 不整脈患者における不安定性の臨床的特徴を記述する
- - 心拍再開後の管理
事前学習:
本書には概要のみ記載されています。ガイドライン2015と異なりパスワード等の情報は記載されていません。事前学習(プレテスト)はAHAのeLearningサイトにありますが、受講すべき事前学習のコースは主催する団体により異なりますので、必ず受講するコースの主催団体にお問い合わせください。
製品の仕様:
- ・サイズ 21cm x 29.7cm(A4サイズ)
- ・ページ数 344ページ
- ・PALSリファレンスカード付
- - 小児のバイタルサイン
- - PALSにおける体系的なアプローチアルゴリズム
- - 小児の敗血症性ショックアルゴリズム
- - PALSで使用される薬物
- - 小児用身長別カラーコード化蘇生テープ
- - 小児の心停止アルゴリズム
- - 小児の心停止アルゴリズムの投与量/詳細
- - 小児の脈拍のある徐脈アルゴリズム
- - 小児の脈拍のある頻拍アルゴリズム
- - PALSにおけるROSC後のショック管理アルゴリズム
- - 心拍再開後の治療の要素
電子書籍版について:
パソコン、タブレット、スマートフォンで学習できる電子書籍も発売されています。ちょっとした空き時間に学習していきたい方、本は邪魔と思っている方、コース受講が目前に迫っている方、などお勧めいたします。電子書籍版はこちら ▶